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夢
「夢」
眠りに落ちる瞬間。


「夢」とタイトルにつく曲は数あるが、
いつもドビュッシーの曲を思い出す。

ずっと昔、
当時飼っていた犬が死ぬ前後、
ドビュッシーの「夢」を聴く機会が多かった。
なぜか、テレビやラジオや有線や、
とにかく耳に入ってきた。

聴くたびに、
この曲「夢」だ、とタイトルを意識した。
犬の「死」を思いながら。

原題は、「夢」とも訳されるけど
「夢想」のようですね。
「夢想」のほうが当時の心境に合うように思う。

彼は中型犬の雑種で、非常にかわいい顔をしていた。
麦藁色で、足先と尾の先は白い。
捨てられていたのを家族が保護して家で育てることになった。

14年生きて、死んだ。
身近で大きな「死」だった。


うろ覚えだが、
夏目漱石の「吾輩は猫である」のなかに、
「寝ている間は半分死んでいるようなもんだ」
みたいなセリフが出てくる。

このブログからもリンクしている夢の記録ブログ、
「Rest In Peace」(安らかに眠れ:死者にささげる言葉)の自己紹介は

 「寝ている間は死んでいるようなもの
 世界は存在しないが夢を見る」

としている。

夢を見ている間、
自分自身は存在しているのか、
そして世界は存在しているのか。
不確実に存在している「夢」。

江戸川乱歩の
「うつし世 はゆめ よるの夢こそまこと」
を、少し思い起こさせる。


生と死の間を「夢」がつないでいるのだと思っている。
連続しており重なっているものだと思っている。
乳幼児が眠る前に泣くのは、
眠ることに恐怖を感じるからだと聞いたことがある。
恐怖を感じるのは、きっと
「夢」の向こうに死が見えているからだと思っている。
寝ている間は世界が存在しないからだと思っている。
胎児も夢を見るらしいですね。
「ドグラ・マグラ」を思い出す。夢野久作いいよね。


ドビュッシー自身は、
「夢」を気に入ってなかったらしい。

犬は死んだ。もう会えない。
おそらく逢っても気づかない。
彼の一生は幸せだったか?


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